3.調号 -- Key Signature
調号は、曲の頭に表示をして、
曲が終わるまで、もしくは、調が変わるまでの間、
小節線を越えて、#や♭が有効となります。
以下に全ての調号を挙げておきます。
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C Major A Minor |
F Major D Minor |
B♭ Major G Minor |
E♭ Major C Minor |
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A♭ Major F Minor |
D♭ Major B♭ Minor |
G♭ Major E♭ Minor |
C♭ Major A♭ Minor |
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G Major E Minor |
D Major B Minor |
A Major F# Minor |
E Major C# Minor |
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B Major G# Minor |
F# Major D# Minor |
C# Major A# Minor |
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調号の付く場所、よく見て下さい。
どうやって覚えますか?
私がお薦めする方法は、
「
Cycle Of 5th (五度圏)
」
を覚えてしまうことです。
さらに、調号の数と調の関係も、
慣れればパッと出てきますが、
それまでは、この「 Cycle Of 5th」が役に立ちます。
理論の勉強をしていると何かと利用しますので、
この際覚えてしまいましょう!!
『 Cycle Of 5th 』を見てみましょう。こちらです!
-- Cycle Of 5th --
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4.拍子記号
拍子記号は、4/4とか、2/4とかいうやつです。
4/4(四分の四拍子)は、1小節に四分音符が4つという意味ですね。
よく使われる拍子は、4/4、3/4、2/4、6/8、9/8、12/8、2/2等です。
その内、4/4と2/2に関しては、以下のような書き方が有ります。
2/2のこの記号は、
alla breve(アラ・ブレーヴェ)
と言います。
5.速度記号
一分間に、表示の音符が何個演奏できる(カウントできる)速度か、
その音符の時間的長さを示したものです。
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=60 |
とあれば、
一分間に、四分音符が60個演奏できる速さで、ということですね。
まずはこの「60」もしくは「120」という速さを身に付けましょう。
そうすれば、速度記号に書かれているテンポを、
メトロノームでいちいち確認することなく、
おおよその見当が付きますから。
60ということは、1秒に1個ということですから、
秒針の有る、または、秒表示の有る時計さえあれば、
いつでもレッスンできますよね。
四分音符で60ですから、
それを8分でとると120です。
これらを参考にして、気持ち早いか遅いかで、
表示の速度を掴めます。
但し、普段の練習の際には、
しっかりメトロノームを使ってやって下さい。
あくまで、メトロノームが無い時の目安です。
五線上に縦に引かれた線を「
縦線
」といい、小節の区切りを表します。
2本の縦線が「
複縦線
」で、こちらは曲内での区切りや、ENDを示します。
縦線に挟まれた部分を「
小節
」といい、拍子を設定する1単位となります。