おはようございます!
【 Sax-Fan サックス・ファン 】 の瀬尾です。
久しぶりに、サイトを紹介したいと思います。
新しくできたサイトのようですね。
自分で曲をアレンジして作ることができる、
そういうサイトです。
MusicShake
韓国のサイトですので、
韓国語か英語の表示になりますが、
分かりやすいサイトなので、
何となく触っている内に分かりますよ。
なかなかよくできています。
Internet Explorer 専用の
ActiveX コントロールが必要で、
それをダウンロードした上でのみ、利用可能です。
サイトに訪問して、
何かを聴いたりしようとすれば、
自動的に、
ダウンロードのセキュリティ警告が出ますので、
『許可』をすれば OK です。
(もし不安なら、許可しないで下さい。
その場合、このサイトは使えませんが。)
では、本題へ行きましょう。
タンギング -3-
タンギングについての3回目です。
『タンギング』1回目は、
- タンギング時の舌とリード先端の位置関係
- アタック
- レリース
でした。
2回目の前号は、
『アタック』と『レリース』に関連したお話でしたね。
1回目、前々号の冒頭で、
という相談メールを、
何通も頂いているということを書きました。
それぞれの方々には、
それに応じた内容を回答させて頂きましたが、
共通するポイントについて、今号でお話します。
「早いタンギングができない」という場合、
まず普通、早いタンギングの練習をしていきますよね。
でも、それよりも先に、
やっておかなくてはいけない、
チェックしておかなくてはいけない、
そのポイントがあるんです。
大事なことなんですよ。
それは、舌が、
『リラックスした状態かどうか』ということなんです。
「早いタンギングができない」
「タンギングがずれる」
ということに対して練習をしようとすると、
舌に、すごく神経がいってしまいます。
「うまくやろう」「早くやろう」って集中しますからね。
この場合、舌は緊張状態になるんです。
こういう状態で練習を積むより、
まずは、
「舌がリラックスした状態」を作ってやった方が、
結果、早く習得できます。
そして、舌が緊張状態になる別の原因として、
「アンブシュアの余計な緊張」があります。
サックスを練習している本人は、
毎日、あるいは毎回のことなので、
気が付いていないこともあったりするんですが、
適正なアンブシュアでない場合で、
アンブシュアが余計な緊張をしている、
変な力が入っている、
そういう場合があります。
アンブシュアが緊張している、
変な力が入っている、
そういう状態だと、
舌もリラックスできていません。
ここを直すことで、改善が見られることがあります。
舌が、「独立してコントロールできる状態」にしてやる、
ということなんですね。
早いタンギングができない、
タンギングがずれる、
という方は、まず、
『舌がリラックスできる状態』というのを意識して下さい。
「早くやろう」「うまくやろう」と、
直接的なところだけのアプローチじゃなく、
その回りのところから手を入れた方が、
余計なことに時間を費やすように思うかもしれませんが、
結局早く習得できるんですよ!!
次号から、
具体的な練習方法について、アドバイスしていきます。
お楽しみに!