おはようございます!
【 Sax-Fan サックス・ファン 】 の瀬尾です。
実は、言ってなかったことがあります。
私、このメルマガ以外にも、
「まぐまぐ」からメルマガを発行しています。
『エッ!!』って話ですよねぇ。
ごめんなさい。
全然違うジャンルでの発行です。
どういうジャンルかって言うと、
インターネット・ビジネスに関してのメルマガです。
姉妹サイトの「 Music-Life.biz 」のレター配信を、
私の PC から独自配信していたのですが、
PC がダウンして、データもぶっ飛んで、
そのため、データの回収をしていってるのですが、
ご登録下さったメール・アドレスも完全ではなく、
ソフトの関係もあり未だ配信できていない状態なんですね。
そちらが解決していないのに、
他の事を始めた、そんな後ろめたさもあり、
告知を見合わせていました。
順番が違うことは重々承知しております。
でも、どうしても前に進みたかったんです。
言い訳でしかないですが、ごめんなさい。。。
続きは編集後記で、
謙虚にご案内させて頂きます。
タンギング -2-
前号は、
- タンギング時の舌とリード先端の位置関係
- アタック
- レリース
について書きました。
復習を兼ねて、もう少し突っ込んでお話します。
『タンギング』というと、
単に「音を [ 止める・区切る ] 時に使う」
= 常時使う
という認識の方がほとんどだと思います。
曲全般に亘って、
タンギングは24時間営業、
いつでもどこでも、
みたいな状態です。
ですが、音を止めるには3通りがあって、
- 舌をリードに接触させる
- 息の流れを止める
- リードが振動しない程度まで息の流れを緩める
という状態があります。
3つ目は分かりますか?
気持ちが残っていく感じです。
バラッドのエンディングで、
延ばした音の最後の最後、
徐々に音が消えてゆき、
でもまだ、息の流れは続いている。
こんな時ですね。
音のスタートも同様。
息の圧力が先にあってそこから舌を離して音を出すのと、
息だけで立ち上げるのとでは、
ニュアンスが全く違います。
なので、
『アタック』と『レリース』のお話をしたんですね。
実際問題、2つ目3つ目の使用頻度は、
極端に少ないですが、
要は、
音の始まりと終わりを大切にして下さい、
ということです。
間違って欲しくないのは、
「こういうテクニックがあるから使い分ける」、
という認識ではなく、
あくまで、『気持ちの表現』なんです!!
気持ち先行で、
気持ちが、結果、テクニックに繋がっていくんです。
実際に音にはなっていなくても、
気持ちって伝わるんですよ!!
上記のバラッドの続きで書きますが、
最後、全ての楽器の音が消えて、
静寂状態になっても、
ミュージシャンの気持ちが
[ END ( Fine ) ] になるまで、
曲は続いているんですよ。
時間にすればほんの数秒のことですが、
時間でもなく、音の有無でもなく、
そこの空間に気持ちが漂っているんです。
残り香的その部分まで、大切にして下さい。
で、話を戻します。
息だけで音を出したり止めたりする時に、
アンブシュアが安定していないと、
ピッチに狂いが生じてしまいます。
ピッチの狂いだけではなく、
音が開く感じであったり(音質の変化)、
タイミングがずれたり。
このメルマガで、今までに、
アンブシュアについて書いたことが結構ありますが、
ここにも繋がってきます。
当たり前といえば当たり前ですが、
アンブシュアがいかに重要なことか、
もうお分かりですね。
アンブシュアの存在ポジションは、
優位に立っています。
次号に続きます。。。