おはようございます!
【 Sax-Fan サックス・ファン 】 の瀬尾です。
前回のメルマガの右側のコラムで、
「五体満足」という言葉が出ましたので、
そのことに関してもう少し書いておきたいのですが、
文章量が多くて、
通常通りの右側の枠では収まりきれないので、
メインの方で書いていきます。
瀬尾はこんな考え方をしている奴なんだと、
ご理解頂ければと思います。
こんなところから、
あなたと音楽との付き合い方を改めて考えて下さる、
そのきっかけにでもして下さればと思い、
パワーを込めてお届けします。
「五体満足」
「五体満足」という言葉が出ましたが、
「五体満足でない」ということに対して、
誤解があってもいけないなと思ったので、
私の考えをもう少し書いていきます。
「五体満足でない」というと、
何か不足しているようなイメージを受けるかもしれません。
10 に対して、9 なのか 8 なのか、みたいに。
でも、私はそうは思いません。
たとえ「五体満足でない」としても、
その人にとっては、その状態が「 10 」であるはずです。
もし、他と比較して違いがあるのだとしたら、
それは、他の人に対して、
何かを伝えるために与えられたものだと思うんですね。
その人だからこそできること。
試練とかそういう類のものではありません。
だって、10 なんですから。
他と比較して何かが足りない。
他と比較して貧乏だ。
他と比較して幸せでない。
こういったことを、
他と比較する意味があるのでしょうか?
自分の生き方を他と比較している、
その考え方が不幸なんです。
「不特定多数」という言葉がありますが、
そこには、広い範囲の幅があります。
「不特定」という枠からは、
誰一人はみ出ないはずです。
そんな幅がある中で、
どうして比較する必要があるのでしょう。
人それぞれに価値があり、色々な価値があるんです。
周りがこうだからこうでないと、という、
そういうところしか目に入らないで
捕らわれてしまうということは、
視野が狭く、
明らかに自己を捨ててしまっています。
ダイヤモンドが、
周りが金ばかりだからと、
金になることを目指して何になるんでしょう。
自分ができることを精一杯やれば、
それでいいのではないでしょうか。
それぞれに個性があり、
色々な色があり、色々な味があり、
それらを伸ばした方が、どれだけ価値のあることか。
それぞれに輝き方があるはずです。
あるいは、夜空の様に、
星の輝きを引き立てるための無限の黒い空間を創る、
そんな生き方だってあるはずです。
月は、地球の引力に対し、
自己の引力も含めて遠心力でバランスをとり、
付かず離れず居続けて、
それでも尚、
潮の満ち引き等を生み出して、
地球上の生命活動に大きな影響を与えています。
それぞれがそれぞれの役割を果たし、
命を授かっていることに感謝し、
自分が与えられるものを与えていくことを
やり続けていけばいいのではないでしょうか。
あなたが音楽をやり、サックスを持ち、
そこから始まって、
私のメルマガを読んで下さって、
私が発信するものを受け取って下さる
場を与えて下さっていることに感謝しています。
そして、
私がサックスを演奏できたこと、
サックスができるように生んでくれたこと、
そういった全てに感謝しています。
私が生きている時点で、
こんなにも色々なものを与えて下さっているのに、
私がそのご恩を返さないで良いはずもありません。
ご恩を返すといっても、
それは、
とてもとても小さなものかもしれません。
そして、授けて下さった方々や自然や、
そういったところに直接的にお返しをするだけではなく、
私を必要として下さるところにお返しできれば、
廻り廻って、
感謝の気持ちをお伝えできると思っています。
命有るもの、
いずれは死を迎えます。
生きている内にできること。
これをしっかりとやっていきたいと思っています。
私が何かの形でお役に立てれば幸いです。
生きている価値があるというものです!
ありがとう!!
次回も、もう少し続きを書かせて下さい。