おはようございます!
【 Sax-Fan サックス・ファン 】 の瀬尾です。
「理論編の続き、まだですか?」と、
何人かの方からメールを頂いています。
(汗)
もう少し、お待ち下さい。
今、あることをやっていまして、
理論編のページを作るところまで、
まだできていません。
なので、もう少しお時間を頂けないでしょうか?
(サックス・ファンの読者の方々、
本当に勉強熱心で、
発行者の私としましても、嬉しい限りです。
ありがとうございます!!)
ということで、
あと数回、
(えっ、そんなに待たせるの?
・・・・・ごめんなさい。)
違う話題でいきます。

プロになる -1-
このメルマガの読者の方の中には、
プロになると決意されていらっしゃる方や、
プロになりたいと、希望を持たれていらっしゃる方も、
おありでしょう。
そこで、
「プロになる」ということに関連したことを、
書いていこうと思います。
私が、「プロになるぞ!」と決意したのが、
中学2年生の終わりの頃。
(詳しくは、バックナンバーをご覧下さい。)
楽器を始めて、1年経つ頃です。
楽器を始めて1年といえば、
技術的にはたいしたことありません。
ですが、決意したのです。
あなたならどうですか?
「技術もまだ身に付いてないし・・・」
「自分の才能に自信ないし・・・」
etc......
私はこのようなことを考えたことありません!
私にとってどうでもいいことだからです。
技術は、練習すればいいこと。
才能だって、同じ。
「プロ」と呼ばれている人も「人間」。
私も、「人間」。
「同じ人間で、できないことはない。」
これに近い感覚です。
「プロ」と呼ばれている人は、
スゴイ量の練習をこなしてきてるんです。
いきなり「プロ」になったわけではありません。
そこをたどれば、
何か見えるはずです。
私にとって大事だったのは、
『やらずにいることの後悔。』
これだけなんです。
これだけはイヤです。
先のことなんて判りません。
うまくいかなかった時のこと、
それを今から考えていても仕方ないし、
やらなければ何も始まらない、
言い換えれば、
『やらなければ、「成功も失敗もない」』
ということです。
「馬鹿と天才は紙一重」
という言葉があります。
ということは、
「馬鹿」の反意語が「天才」ではない
ということ。
「馬鹿」や「天才」の反意語、
対極にあるものは、
「何もしないで、普通でいること。」
じゃないかと。
「音楽馬鹿」「ジャズ馬鹿」
「サックス馬鹿」
限りなく天才に近い「馬鹿」。
そこにたどり着いてもいいじゃない。
真剣な馬鹿。
「馬鹿」と「天才」を隔てるもの。
そこが『臨界点』だと思います。
一所懸命にやって、
仮に失敗したとしても、
一所懸命やってきたことで、
人生に対して得るものはあるはず。
失敗=0やマイナス ではないはず。
「経験値」は残っています。
情熱を持ち続け、
やり続けていくこと。
その覚悟を決める。
そして、凡人である私が、
プロになるために必要なこととは、
「プロの脳みそを自分に移植する。」
そういった思考法です。
とにかく色々なものを、
貪欲に吸収し、
プロという意識を持つこと。
ここが大事だと思ったんです。
サックスを始めたのが中2。
ブラスバンド部の所属からです。
同級生より1年遅れているわけで、
同じようにやっていたのでは、
皆に迷惑を掛けるだけ。
だから、迷惑を掛けないために、
人より一杯練習し、吸収し。
でも、使える「時間」は同じ。
そのプロセスを短縮できるのは、
合理的に吸収していくための
「思考法」じゃないかという、
発想を得ました。
そして、
その年の秋の「文化発表会」。
私は、ソロをとりました。
音楽の授業が嫌いで、
サボって教室にいなかった生徒が、です。
後で知った話ですが、
(しかも高校も卒業した後です。)
この時、音楽の先生は泣いていたそうです。
(ブラバンの顧問は、国語の先生です。)
「あの子が、ちゃんと音楽やってる」って。
それが嬉しくって。
ずっと泣いていたそうです。
(先生、すみませんでした。)
サックスを始めて7ヶ月経たないのに
ソロをとれたこと、
才能があったからだなんて、
誤解しないで下さいね。
メンバーみんなに迷惑を掛けないために、
やるべきことをやっただけです。
全ては、
「思考法」と「練習」なんです。
何より、
チャーリー・パーカーを知り、
ビ・バップ、ハード・バップというジャズを知って、
「情熱」を持てたからなんです。
情熱を持てたからこそ、
一所懸命、練習ができた。
そういうことなんですね。
情熱を持ち続けることができる。
そういった、
一点の曇りすらない自信と、
そのためなら、
何でもできると覚悟ができた時に、
『プロになる』という、
決意ができるのではないでしょうか。
ジャズを知り、
そして色々と勉強する中で、
ジャズの歴史に関しても勉強しました。
『人種差別』という問題を、
具体的に知りました。
壮絶なことが、
行われていたのです。
中2という、多感な時期に、
それは、
とてもとてもショッキングなことでした。
涙しました。
同じ人間なのに・・・。
どうして?
なぜそんなことをするの?
そのことが、なぜだか
くやしくてくやしくて・・・。
涙が止まりませんでした。
神戸は、土地柄、
当たり前に、
外国の方がいっぱいいます。
だから余計に、
身近なこととして
捉えられたのかもしれません。
このことが、
私自身、
人生を考えるきっかけとなりました。
五体満足。
これは、プレゼントされたものなんだ。
当たり前のように思ってたけど、
ここにこうやって生きていること、
そのものが大事なことなんだと、
気付かされました。
全部の指を使い、体を使いする、
サックス。
これを与えて下さったことにも、
ジャズを知るキッカケとなったことにも、
全てのことに対して感謝、なのです。
だから、
それら与えて下さったものを生かそう、と、
プロへの決意となったのです。
〜 続く。。。