2.7th Chord( 4 Notes Chord ) 4和音
3つの音からなるコード「Triad トライアド」に1音加えて、
「
4 Notes Chord 4和音
」となります。
「コード - 和音 - (2)」で前述した、
Major Triad メジャー・トライアド
Minor Triad マイナー・トライアド
Augumented Triad オーギュメンティッド(オーギュメント)・トライアド
diminished Triad ディミニッシュド(ディミニッシュ)・トライアド
それぞれに、
M7th、m7th、○7thを加えることで、
さまざまなコードを得ることができます。
基本的なところを表にしましたので、
しっかりと見て、覚えて下さい。
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構成音 |
名称 |
コード・ネーム |
備考 |
M a j o r 系 |
1・3・5・7 |
メジャー セブンス |
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Major 7th Chord と 同等のもので Major 6th Chord があります
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1・3・5・♭7 |
セブンス
または
ドミナント セブンス |
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時として、5thが 半音上げられたり 半音下げられたりします
オーギュメンティッド・セブンス
セブンス・シャープド・フィフス
セブンス・フラッティッド・フィフス
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m i n o r 系 |
1・♭3・5・7 |
マイナー メジャー セブンス |
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minor key におけるTonic は Minor 6th Chord が使われます
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1・♭3・5・♭7 |
マイナー セブンス |
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1・♭3・♭5・♭7 |
マイナー セブンス フラッティッド フィフス |
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ハーフ・ディミニッシュド・セブンス (ハーフ・ディミニッシュ) といいます
ディミニッシュに対して 「ハーフ」ということです
7の付いていないものは 下記の diminish Chord の 捉え方に準ずる |
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1・♭3・♭5・♭♭7 |
ディミニッシュド セブンス |
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Diminish Chord においてのみ 異名同音の書き換えが 許される
本来 Diminish 7th Chord を表すのは 7を付したものが正しい
が、jazzでは Diminish Chord は 必ず Diminish 7th Chord なので ○だけであっても Diminish 7th を表す |
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・この表にある Chord Name コード・ネームですが、
主なものを書き出しました。
これが全てというわけではありません。
あなたが、これらのコード・ネームを使用する際は、
規則性のある、統一されたものでなければいけません。
・ここで記載した、「フラッティッド・フィフス」等のことですが、
一般的に、「フラット・ファイブ」という言い方で通用します。
シャープド、ディミニッシュド、オーギュメンティッド等も
これに準じます。
・ディミニッシュ・コードですが、
機能的な意味合いを持たない、
性格の曖昧な和音で、
メジャー、マイナー、どちらにも属しません。
譜面に書く際は、
通常、異名同音(Enharmonic)の方を使用します。
・「 6th Chord 」ですが、
「 13th を含んだコード」と同一ではありません。
( 6th も 13th も、音は同じ音を指しますが・・・)
詳しくは、後ろの項目で説明します。
・minor key の Tonic において、
「 -M7th 」ではなく、
「 -6 」を使用するといったことですが、
こちらも、後の項目で改めて説明します。