おはようございます!
【 Sax-Fan サックス・ファン 】 の瀬尾です。
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リズムを変化させる
ジャズでは、インプロビゼーション、
つまり、アドリブのソロがあるわけですが、
その中で、
リズムを変化させてしまうことを、
たまにやったりします。
どういうものか、説明したいと思います。
3/4 拍子の曲をやっていたとします。
そうです。ワルツですね。

その1小節の長さはそのままで、
4/4 拍子に変更します。

と、この様に、譜面に書くと単純ですが、
小節のサイズは変わっていないわけですから、
この 4/4 拍子の1拍は、
3/4 拍子時の付点8分に相当しますよね。

それだけでもインパクトはありますが、
ジャズはスウィングしていますから、
ノリとしては3連です。
元々、↓こんな感じのノリになっているものが、

↓こうなって、

↓こうなるんです。

結果、
全ての拍のノリは、
3/4 拍子時の付点8分の長さを1として、
それの3連になっているわけです。
3/4 拍子の時のノリからすると、
異質な感じになっているので、
3/4 から 4/4 に切り替わった時に、
スリリングな感じを受けるのです。
インプロビゼーションのソロをやっていて、
次のコーラスに入る前のアプローチとして、
このリズム変更を意識的に打ち出した
フレージングをしてやると、
メンバー全員が見事に、
コーラス頭から4ビートになります。
そして、コーラス終わりの方で、
この 4/4 状態での4拍3連を意識した
フレージングをしてアプローチしてやると、
元の 3/4 に戻ります。
1拍の長さが同じで3から4に変わるのではなく、
小節のサイズが同じで、
それを分割するのが3から4に変わる感覚ですから、
この移り変わりは、
とてもスリリングです。
これとは逆に、
4ビート、4/4 拍子の曲をやっている時に、
小節の長さを変えずに 3/4 にするのも同様です。
聴いている方は、
基準となる1拍の長さが、
一瞬で変わってしまう感じを受け、
しかも、
「せーの!」みたいに
掛け声を掛けて変わるのではなく、
流れの中で変わってしまうわけですから、
揺さぶりを掛けられたような感覚になります。
ジャズの自由さが持つ、
スリリングな部分ですね。
実際にやってもらうとわかりますが、
これをやろうと思えば、
根幹にビートが回り続けていないと、
音楽の流れが途切れますし、
無理やり感が出ます。
カウントが始まってから、
曲が完全に終わるまで、
ずーっとビートが回り続けていないと
音楽としてはいただけません。
そういうことを実感できるでしょう。